荒川区で医歯薬看介(医師、歯科医師、薬剤師、看護師、介護)にかかわるメンバーで年2回定期的に市民セミナーを開催しています。今回は「最期まで家で暮らすために」という演題で、ヘルパーから、ディサービス担当者から、訪問看護師から、訪問薬剤師から、在宅診療する開業医(私です)から、急性期病院から。それぞれ「看取り(最期の時)」について講演し、後半はシンポジウムを行いました。200名を超える方にお越しいただき盛会に終わりました。
終活大事ですね。大学の先輩が20年かけて他職種の方々と連携を継続し人間としての最後の希望を書き留めたものです。ボケる前に残しておきたいですね。
谷田貝先生のfbから抜粋しました。
「無駄な延命治療はしないでください。苦痛の緩和は最大限にしてください。植物状態になったら一切の生命維持は外してください。胃ろうは拒否します。抗がん剤の服用もやめてください。戒名通夜告別式は無用遺体は直送火葬に葬ってください。」
いろんな思いが込められてる。あなたならどうしますか?
谷田貝先生の死亡診断書に天命を全うした方に追記する言葉が「家族に見守られてなんら苦痛なく天命を全うされました。」と書かれてます。
家族も大変満足だと思います。