風しんの予防接種

関東地方を中心に風しんの患者数が大幅に増えています。
風しんは感染力が非常に強く、インフルエンザの2から4倍といわれています。
知らない間に感染し、他人にうつしてしまう可能性が高い病気です。

感染すると約2~3週間後に発熱や発しん、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。
発しんの出る2~3日前から発しんが出た後の5日程度まで感染性があります。
風しんで最も怖い点は、妊娠初期の女性がかかると、生まれてくる赤ちゃんが「先天性風しん症候群」という病気にかかる可能性があることです。

特に、30代から50代の方は風しんの抗体を持つ割合が少なく、予防する必要があります。
2019年4月以降、お住まいの市町村からクーポン券が届きますのでクーポン券に従って抗体検査を受けてください。
2019年度は、原則、1972(昭和47)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれの男性にクーポン券が届きます。
なお、2019年度にクーポン券が送付されない1962(昭和37)年4月2日~1972(昭和47)年4月1日生まれの男性も市町村に希望すればクーポン券が発行されます。県内市町村のクーポン券発行状況は以下をご覧ください。

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/ga4/cnt/f420454/

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  • 投稿日:2019.5.31