高血圧は老化現象のひとつで年齢と同程度の割合(%)の人が高血圧といわれ、加齢とともに高血圧の人は増えていきます。血圧は心拍出量✕未梢血管抵抗で決まり、加齢に伴い血管が固くなることで末梢血管抵抗が上がり血圧が高くなります。
ほとんどの場合、高血圧そのものが悪いというわけではなく高血圧に伴う臓器合併症(脳血管障害、心臓病、腎臓病、動脈硬化など)が問題で、血圧が高い状態が何年何十年と長期的に続くことで様々な病気を引き起こすのです。
自分は血圧が低いから大丈夫と思っていても、加齢とともに急に上がることもしばしばあります。特に女性の場合は閉経(平均50歳)による女性ホルモンの減少に伴い食塩感受性が高まり、それまでと同じ食生活をしていると急に血圧が上がってくることもあります。若いうちから生活習慣を修正することで高血圧を予防することができます。高血圧の人でも適切に管理することで死に直結する病気を未然に防ぎ、健康に生活することができます。
投稿者: いとクリ
胃カメラの歴史
胃カメラできてまだ60年!
Kussmaulは1868年に金属管を用いて世界で初めて生きている人間の胃の中を覗いた.Mikuliczは1881年に硬性胃鏡を作製し、実用化した。Schindlerは1932年に管の先端を曲げることができ、管の中に複数のレンズを備え、豆電球を装着した軟性胃鏡を作製した。その後、Lange らは1898年に胃カメラの開発を試みたが、実用には至らなかった.1949年に東大医学部附属病院分院外科と国内医療機器メーカーの協力により、軟性管の先端に撮影レンズを装着し、豆ランプをフラッシュさせて白黒フィルムに記録する胃カメラが初めて作製された。
1960年代にグラスファイバーを用いた胃内視鏡がHirschowitz らによって開発され、1964年にカメラ付きファイバース性内視鏡が完成した。これが現在世界で広く用いられている内視鏡の始まりである。さらに,ビデオカメラが内視鏡に組み込まれたビデオスコープに改良された。一方、内視鏡に超音波を発信する振動子を取り付けた超音波内視鏡も開発されている。
新型コロナウィルス抗体検査について
採血による新型コロナウイルス抗体(IgG)検査を当院で受けられます。
※当院で行なっている検査は新型コロナウイルスの抗体検査であり、PCR検査、抗原検査ではございません。
検査ご希望の方は、ご予約のうえご来院ください。
当院ではBMLでの抗体検査を行っております。
この検査の費用は保険適用外で、5,000円(税込)になります。
結果は1週間程度お時間をいただいて検査の結果をご説明いたします。
※PCR検査、抗原検査ではございませんので、発熱や咳の症状のある方の来院はご遠慮ください。
【当日の流れ】
①予約の時間に来院してください。
② 検査室にご案内します。
③ 採血をします。
④ 1週間後に来院していただき検査結果をお伝えします。
予約方法:電話にて度予約下さい
TEL:045-783-5769
検査は平日午前中のみとなります。
脂質異常症を減らすコツ
摂取エネルギーを減らすコツ・食行動10か条
「早食い、ながら食い、まとめ食い」を避ける
早食いは満腹感が得られず過食気味になる。
ながら食い、まとめ食いは料や時間が定まらず、1回の食事量が多くなる傾向がある。
1日3食、規則的に食べる
主食、主菜、副菜をそろえ、決まった時間に食べることで
食生活のリズムが整えられる。
よく噛んで食べる
よく噛むことで満腹中枢が刺激される。
腹八分目を守る
食べ過ぎはカロリーオーバーになり、満腹を招く。
これまでの量の8割程度を目安にしてみましょう。
食物繊維の多い食材を先に食べる
食物繊維は調理をするとかさが減るため、多く食べられる。
しかも低カロリー。野菜から食べると野菜不足も解消でき、満腹感が得られるため、食後の高血糖、食べすぎを防ぐことができる。
周りに食べ物を置かず、食環境のけじめをつける
手の届く場所に食べ物を置かないこと。
つい甘いものを感触したり、だらだら食べてしまい、肥満を招くことに。
好きな物でも一人前に。食べるときは適正量を守る
好きな物を先に食べると満足感が早く得られます。
しかし、食べ過ぎには注意を。
寝る前の2時間は食べない
就寝前の食事はエネルギーとして燃焼せず、死亡として体に蓄えられる。
食事は寝る2時間前までに。
食器を小ぶりにする
食器は小ぶりな物に変え、一人前の盛り付け量を減らすと食べ過ぎを防げる。
外食では丼物より定食を選択
丼物はご飯の量が多く、栄養バランスがとりにくい上に、カロリーが高くなりがち。
焼き魚やお刺身、鶏肉が主菜の定和食がおすすめ。
いとうファミリークリニックのホームページは下記からどうぞ。