045-783-5769

WEB予約(初診の方のみ)

胃癌の症状は?

胃がんは、早い段階で自覚症状が出ることは少なく、かなり進行しても無症状の場合があります。

代表的な症状は、胃の痛み・不快感・違和感、胸やけ、吐き気、食欲不振などがありますが、これらは胃がん特有の症状ではなく、胃炎や胃潰瘍(いかいよう)の場合でも起こります。

検査をしなければ確定診断はできませんので、症状に応じた胃薬をのんで様子をみるよりも、まずは医療機関を受診し、検査を受けることが重要です。

症状の原因が、胃炎や胃潰瘍の場合でも、内視鏡検査などで偶然に、早期胃がんが発見されることもあり、貧血や黒色便が発見のきっかけになる場合もあります。

食事がつかえる、体重が減る、といった症状は、進行胃がんの可能性もあるため、早めに医療機関を受診する必要があります。

  • 投稿日:2018.2.27

大腸ポリープ

ポリープが発見されたら、それが放置してよいもの(非腫瘍性)か、治療する必要があるもの(腺腫など)かを確認します。

表面の構造がわかりやすくなる特殊な光を当てる内視鏡で病変を拡大して観察する方法が用いられることもあります。
治療が必要と判断された場合は、次にその病変が良性の腺腫か、がんを含む病変(腺腫内がん)かを鑑別します。

内視鏡で拡大観察することである程度の鑑別はできますが、原則的には病変を切除して、その組織を顕微鏡で確認する(病理組織検査)ことで最終的な診断が行われます。

ほとんどの病変は内視鏡による治療のみで完了します。

手術が必要と判断された場合には、外科手術による治療を行います。

昨年から当院で見つかった30代〜60代の大腸ポリープ
便潜血陽性だけじゃなく腹部不快感で精査目的で検査した方にもありました。

大腸がんの治療(PDFでご覧になれます)

  • 投稿日:2018.2.24

家庭内感染(インフルエンザ)

今年は家族内感染が多く見られます。

B型が多いです。昨日の休日診療で120名の患者さんの内102名がインフルエンザでした。

 

家族がインフルエンザになったときの対処法1:個室にする

家族がインフルエンザになったときの対処法2:看病する人はできるだけ一人に

家族がインフルエンザになったときの対処法3:マスクの着用

家族がインフルエンザになったときの対処法4:加湿を忘れない

家族がインフルエンザになったときの対処法5:こまめに換気する

家族がインフルエンザになったときの対処法6:ゴミ箱にふたをする

 

普段から手洗い・うがい・アルコール消毒も心がけてくださいね。

 

大寒も過ぎました。ヒートショックも気をつけましょう。

  • 投稿日:2018.1.22

インフルエンザとインフルエンサー

インフルエンザ(influenza)は、インフルエンザウイルスを病原とする気道感染症であるが、「一般のかぜ症候群」とは分けて考えるべき「重くなりやすい疾患」である。

流行が周期的に現われてくるところから、16世紀のイタリアの占星家たちはこれを星や寒気の影響(influence)によるものと考え、これがインフルエンザの語源であると言われている。インフルエンザは、いまだ人類に残されている最大級の疫病である。

 

インフルエンサーinfluencer)は、世間に与える影響力が大きい行動を行う人物のこと

 

流行としては似たような意味なんだな。

インフルエンザ流行ってます。

鼻水、咳、怠さ、微熱でもインフル検査で陽性の患者さんが出てます。

  • 投稿日:2018.1.16

睡眠障害は、次の日にきちんと動ければOK

睡眠衛生教育って知らなかった。
以下、12カ条です。睡眠薬を飲む前に実行してみてください。


1.睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分
●睡眠の長い人、短い人、季節でも変化、8時間にこだわらない
●歳をとると必要な睡眠時間は短くなる

2.刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス法
●就床前4時間のカフェイン摂取、就床前1時間の喫煙は避ける
●軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、香り、筋弛緩トレーニング

3.眠たくなってから床に就く、就床時刻にこだわりすぎない
●眠ろうとする意気込みが頭をさえさせ寝つきを悪くする

4.同じ時刻に毎日起床
●早寝早起きでなく、早起きが早寝に通じる;遅寝早起き
●日曜に遅くまで床で過ごすと、月曜の朝がつらくなる

5.光の利用でよい睡眠
●目が覚めたら日光を取り入れ、体内時計をスイッチオン
●夜は明るすぎない照明を;大事です。

6.規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣
●朝食は心と体の目覚めに重要、夜食はごく軽く
●運動習慣は熟睡を促進

7.昼寝をするなら、15時前の20~30分;NASAでも証明されてます。
●長い昼寝はかえってぼんやりのもと
●夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響

8.眠りが浅いときは、むしろ積極的に遅寝・早起きに
●寝床で長く過ごしすぎると熟睡感が減る

9.睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感は要注意
●背景に睡眠の病気、専門治療が必要
10.十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に
●長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門医に相談
●車の運転に注意
11.睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと;うつ病の始まり
●睡眠薬代わりの寝酒は、深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となる
12.睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全
●一定時刻に服用し就床
●アルコールとの併用をしない

  • 投稿日:2011.1.22